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全日本ロードレース選手権シリーズ第2戦
大分県・オートポリス
 2003年シーズン、自らのチームを立ち上げGP125からST600にスイッチした加藤も2シーズン目を迎えた。何から何まで初めて尽くしだった昨年に比べれば、今年は着実にトップを狙えるポジションでレースをしたい。そんな思いから、早くから体制作りに奔走。走る機会があれば、可能な限りテストを行なった。オートポリスにも2週間前にテストに来るが、天気に恵まれずにいた。
 しかし、金曜日の走行から、テストの成果が現われていた。すべてのセッションでトップ10に入る走りを見せ、ST600、2年目の成長ぶりを感じさせる。ライディング、セッティング面でも、このシーズンオフに努力してきたことが数字に表れてきていた。
 土曜日の予選1回目は開始早々、B組でトップタイムをマーク。加藤の名を場内の実況アナウンサーが連呼する。1分58秒198をたたき出し、組2番手、総合でも6番手のタイムで予選1回目を終了。このベストタイムをマークした周回では、転倒車両が最終コーナー手前にあり、少しだけアクセルを戻してしまったという。それがなければ1分57秒台に入れることができたはずだ。予選2回目は決勝に向けたセッティングに終止し、組8番手で終了。予選の総合結果は7位と、ST600クラスでは自己最高位のグリッドからスタートすることになった。
 快晴となった決勝日。朝のウォームアップで最後の確認を行ない、心地よい緊張感の中、いよいよレースが始まった。スタートはまずまずでオープニングラップは8番手。トップグループに離されないように、必死についていくが、決勝のハイペースについていくためにアクセル操作が雑になってしまい、タイヤをスライドさせてしまう。徐々にポジションを落としていく。ラストラップに前のライダーに第2ヘアピンで勝負を仕掛けるが、惜しくもクロスラインとなり12位でチェッカー。悔しいレース展開だったが、収穫も多い緒戦となった。
加藤直樹コメント
 「今年もこうして全日本を走ることができて、応援してくれる皆さんには感謝の気持ちでいっぱいです。今回のレースは、まわりの顔ぶれを考えても、まず完走。そして自分の足りないものを持って帰ってこようと思って挑みました。スタートはまずまずでしたが、レース中はタイヤがいい状態にもかかわらず熱くなり過ぎて、アクセルの開け方が雑になってしまった部分がありました。ただ、今回は最後まで集中力が切れなかったことも収穫でした。足りないものが分かってきたし、その原因も分かってきたのでこれからしっかり練習して上位を狙っていきたいと思います」
Time
Pos
予選B組1回目
1'58.198
B組2位
予選1回目総合
1'58.198
6位
予選B組2回目
1'59.147
B組8
予選総合
1'58.198
7
ウォームアップ走行
1'59.103
10
決勝
29'44.789
12
オートポリス (4.674km) 15L
予選では7番手を獲得!
決勝は57秒台続出のハイレベルな戦いに
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