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筑波スーパー500Km耐久ロードレース
茨城県・筑波サーキット
#33 テレ・エンジニアリング&SOJ&OSL&ACQUA
加藤直樹/小菅岳大/大木崇行組
 今年も筑波サーキットで開催されたST600の耐久レースに参戦。昨年と同様、気の合う仲間たちと即席チームを組んでのレースとなったが、2シーズンに渡って全日本ST600クラスを戦い抜いた経験を生かし、優勝を狙えるポジションにつけた。今年もそれぞれのライダーのスキルアップと、来シーズンにつながるレースをすることに念頭を置いた。
 この耐久レースは加藤が参戦しているST600クラスのマシンで争われ、全日本選手権などを走る国際ライセンスのライダーと国内ライセンスのライダーがペアを組む。今年は500Kmということで、テクニカルな筑波サーキットを242周という長丁場で争われることもあり、昨年もペアを組んだ仕事の同僚でもある小菅岳大選手に加え、大木崇行選手の3人体制で臨んだ。小菅選手は今年も筑波とツインリンクもてぎの地方選手権を戦い、表彰台に立つ活躍を見せている。大木選手はHARC-PRO.より鈴鹿4耐などに参戦し、将来有望なライダーでもある。小菅選手と大木選手は木曜日に筑波入りし、この二人がベースセッティングを出しポジションを決め、金曜日入りした加藤は、それに合わせるスタンスだった。
 予選は今年から第1ライダーと第2ライダーの合計タイムでグリッドが決められる。第1ライダーを務めた加藤は、1分00秒636をマークし4番手につける。第2ライダーの小菅選手は1分01秒616を記録し、合計タイムは2分02秒252で5番手グリッドからスタートすることになった。第3ライダーの大木選手も1分01秒101をマークするなど、3人とも高いアベレージスピードを見せ、決勝に向けて気合いも入っていった。チームを支えるスタッフも同様で、昨年のリベンジもあり、深夜までピット作業の練習を行なっていた。
 決勝日は朝から降っていた雨は止むが、路面はウェットコンディションでスタート。加藤は好スタートを見せ、1コーナーに2番手で進入。2コーナーでアウトからトップに浮上し、オープニングラップからレースをリードしていく。一時は2番手と約5秒のリードを築いたが、後方から追い上げてきたライダーにかわされ2番手に落ちるが、そのままペースを保ち周回を重ねる。レースが始まってから約55分でピットインし、ライダーは加藤から大木選手に変わり、レインタイヤからドライタイヤにチェンジ。このピット作業で再びトップに浮上する。
 その後、1時間45分が経過したころ、1コーナーで転倒したライダーがいたため、セーフティーカーが入る。これを見た大木選手は、ピットインを敢行し、タイヤ交換に入る。ここでもチームスタッフが練習の成果を発揮し、素早くピットワークをこなしていく。恐らく、この日一番速いピット作業だったはずだ。
 セーフティーカーが退去し、大木選手はチームのベストラップとなる1分00秒902をマークし、トップを快走。その後、小菅選手にライダー交代し、2番手のチームに追い上げられるものの、国際ライセンスライダーを相手に小菅選手も健闘した。
 そして、残り約1時間となったところで加藤が最後の走行に入る。この時点でトップを走っているのは今年、全日本ST600でランキング2位となった安田毅史選手。タイヤもガソリンも大丈夫。後は、自分のペースを守れば必ず追いつける。まさに作戦通りに進んでいた。実際、トップとの差はジリジリと詰まり、ラスト5周で勝負する予定だった。しかし、安田選手の背後に迫った周に右側のステップが外れてしまうトラブルに見舞われる。緊急ピットインを余儀なくされたが、すぐにマシンを修復しピットアウト。惜しくも優勝はできなかったが、2位でゴールし、昨年からの成長を結果で残せたレースとなった。
加藤直樹コメント
「今年も寄せ集めのメンバーでの参戦になったけど、監督を務めてくれた久保田さんを始め、大木選手、小菅選手、それぞれ全員の力を合わせてできたレースでした。ピット作業は深夜まで練習をしてくれたこともあり、本当に早かったし感謝しています。残念なトラブルがあり、勝てなかった悔しさも正直あるけど、最高のパフォーマンスを見せられたと思う。このレースをぜひ来シーズンにつなげたいですね。応援よろしくお願いいたします」
Time
Pos
予選総合
2'02.252(第1ライダー、第2ライダー合計タイム)
5位
フリー走行
1'06.904
2
決勝
4:21'45.687
2
抜群のチームワークで決勝を戦い抜き、トラブルに見舞われるも2位表彰台をゲット!
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